KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

読書

本好きに激推ししたいポーチを見つけた。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 どうも。クロミミです。 皆様。年末はどのようにお過ごしだったでしょうか。私は尾道に行ってきました。私実は大の尾道好き。いつもながら、「尾道で呼吸してるだけで楽しい」とかほざいてま…

「本当に欲しいもの」を探して。

最近ふと、向田邦子を読んでいる。 はっきりとした契機はなかったように思われる。 そもそもわたしは今までの人生上でまともに向田邦子作品に触れたことがない。高校だか中学だかの授業で「字のないはがき」を読んだきりである。 だから、これが人生初向田邦…

古本屋巡りな新年。

こんにちわ。クロミミです。 新年あけましておめでとうございます。 今年も出来るだけ楽しさとやりがいに満ちた生活を送れればなーと思います。今年もいっぱい小説書いて、いっぱい本読みたいな。 今年の年末年始はジョジョと共にありました。 もちろん「岸…

共感だけでは限界がある。

よく書籍のレビューで酷評する際、 「この小説の主人公にはどうしても共感することができなかった」 というような内容をよく目にする。 果たして、共感する必要があるのだろうか。 そして「共感できない」ということは酷評するに値する理由なのだろうか。 わ…

「驚異」を味わうことこそ読書の真髄。

先日、わたしは以下の記事で小説における文章について、「平易な言葉を使って優れた文章を描くことが理想」ということを言った。 kuromimi.hatenablog.com 今回はこの記事に補足してもう少し深い話をしたいと思う。 この記事において、わたしは難しい言葉に…

読書に「遅すぎる」など絶対にない。

先日職場の同僚N氏と雑談していた時、普段本を読まないはずのN氏がこんなことを言っていた。 「最近、なんだか本を読むことが楽しくて。でもこんな年になってからおそいよね、恥ずかしい」 彼女はわたしよりおそらく20以上は年嵩で、多分母と同じくらいの年…

優れた文章は読者を受動的にしてしまう。

先日、私は遅読派だという話をしたと思う。 kuromimi.hatenablog.com しかし、実際の私はゆっくり読むこともあれば早く読むこともある。 なぜこのような食い違いが起こるのか。 それは私の読書が一段上の段階に上がったからではないか、と内心ほくそ笑んでい…

読書を何倍も楽しむ、遅読のススメ。

本を読むのが好きな人ってどんな人を想像しますか?山ほどの本をあっという間に読んでしまう人のことをいう、と多くの人は思うのではないでしょうか。 わたしは遅読派です。でも本を読むことを愛しています。 今回はそんなわたしの読書の楽しみ方について語…