KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

音楽に言葉をのせる=魔法をかけるということ。

なんだかここ数日、ブログを見てくださる方の数が少しずつ増えてきて嬉しいです。ありがとうございます。よかったら話しかけてくださいね。泣いて喜びます。

 

また、ブックマークをつけてくださった際にコメントを下さった方がいらっしゃったのですが、すみません、はじめたばかりで返信の仕方がわからないので現状はスターのみつけさせていただいてます。嬉しくて何度も見てしまう…。

 

 

おほん。

それでは。

 

 

最近、はまっているバンドを友人Yに勧めてみたらすでに知っていると鼻息荒めに言われました。クロミミです。

 

そのバンドというのがこちら。

 

椿屋四重奏

 

まさか知ってると思ってなかったのでテンション爆上がりして、その後Y氏と行ったカラオケで椿屋四重奏の群青を熱唱しようとして無事爆死しました。もうちょっと修行が必要なようですww

 

元々のこのバンドも他の友人から教えてもらいました。ありがとうO殿。テイストとしては男性版椎名林檎って感じかな?

 

艶ロックと呼ばれるのをどこかでみましたが、まさにそんな感じ。

 

本当に歌ってみるとわかるんだけど、リズムも音程も、えっ!そこでそこくる?!

みたいな外しがあって聞いててかなり楽しく、そしてカッコイイバンド。「外し」を歌えた時の快感たるやもうハンパねぇ。しびれるぜっっ!!!

 

でもね…カラオケ行った時思ったんよ。

群青歌いながら。

いやwwwwwwww歌詞厨二すぎやろwwwwww

無い、が無ひ、やぞ????

 

やべーちょっと笑う。と思って歌いながらちらっとY氏をみたら、Y氏も「無ひwwwww厨二やばww」って言ってました。おお…友よ…。お前もか。

 

ってなったわけです。

でも、ふと思った。

そういえば、これを初めて聞いた時全然厨二っぽいって思わなかったな。って。

たしかに歌詞をカラオケの画面で文字として可視化したというのは大きいんだけど。それでも聞いてわかるレベルの厨二臭さは随所にモリモリな訳で。

 

なんでだろう。

 

考えてみたらすぐにわかりました。

曲に乗せて歌っているのを聞いているからだ、と。

 

歌詞単体では恥ずかしくとも、とびきりかっこいい気の利いた曲とリズムに乗せて歌えばそんなものは問題で無くなる。

 

こういう時、曲って歌詞と音楽でできているんだと実感してしまう。

 

いつぞや、スガシカオとか椎名林檎の歌詞を見ていても思ったことのあるこの感じ。

 

なんでもない言葉でも音楽に乗せれば、特別になる。

ちょっと恥ずかしいカッコつけた言葉でも、曲に乗せればスラっと言えちゃう。

 

音にことばをのせるって、魔法をかけることなのかも、なんて思いました。

 

 

とりま、最高に厨二的だと知りながら全力で臆面もなく歌うって最高にかっこいいな、ロックだなって思ったクロミミなのでした。

 

 

日本人は恥を知ることを美徳としがちですが、私は慎み深いひとより断然恥知らずな馬鹿野郎を愛しています。

 

本当に恥を知り、慎しみ深いひとならば、ぜったいに創作などという行為に手を染めることなどしない。創作するというとことは、少なからず自分をさらけ出すことに直結するから。

 

だから、私は表現することを愛している。

 

音楽が好きなのも同じ理由。小説を愛するのも同じ、詩を愛するのも同じ。映画が好きなのも同じ…。

 

何かを生み出す、創作する、ということはすべからく厨二的なのではないか?と。

 

ならば、私も小説を書く一個人として、これからも厨二病でいようと思います。(治そうと思って治るもんでもないと思うが。)

 

 

 

それでは。

他の音楽がたりはこちら。 

 

 

kuromimi.hatenablog.com

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