KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

自分の力で人生は切り開くべきか。

どうも。

クロミミです。

 

今回は最近思ったことをつらつら描いてみたいと思います。わたしはごく最近まで自分の力で思うように人生を作り上げられることが理想だと思ってきた部分がありました。

 

それって本当にいいことなのでしょうか。

「全てが自分の思い通りになる」

というと、一見いいことのように聞こえます。しかし、裏を返せば全ての出来事が自分の想定内でしかない、ということになる。

 

わたしはある段階から、そういうことをある種

「つまらない」

と感じるようになりました。多分ここ数年くらい。

 

だからこそ思うのです。

思い通りになることこそがいいことではない、と。

予測できないこと、力の及ばないことがあるからこそ人生は面白い。そう思うようになりました。

 

以前のわたしの記事

 

 

kuromimi.hatenablog.com

 

 

 

をみて、自分で人生をコントロールしていてすごいとおっしゃってくださる方がいます。とてもありがたいし、嬉しいことです。

わたしも自分の思い通りにことが進んで嬉しいとおもっています。しかし、わたしは同時にこうも思う。

 

わたしがわたしの人生をコントロールしなくてはならなかったのは、わたしの狭量さが原因であると。

 

わたしは我儘ですから、自分の気が済むまで自分の思い通りにやりたかった。その結果人生の舵を自分で握ることになった。

 

逆に、他者に人生の大部分を預けて幸せになる方もいると思います。

 

わたしはそういう方こそ、すごいと思う。

そういう人ってすごく器が大きいんだと思う。

だって、与えられた状況を受け入れて自らの幸福に変換できるんだから。

 

わたしは現状に常にも不満を持って生きるたちですが、現状を受け入れてその上でどう生きていくのか遠考えられる人間になりたいな、と最近は感じています。

 

幸せになるルートって全然ひとつじゃないと思ったらなんだか気が楽になった夕べでした。