KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

詩・さみしいひとびと

 

ひとはみんなさみしい

 

 

たとえ

 

さみしいと 気がつかなくても

だって私たち ひとりひとり違うんだもの

 

さみしいを 愛する人もいる。

さみしいを 味わうひともいる。

 

さみしいってだめかしら。

 

わたしは さみしいが すきなのに

 

 

 

ひとはみんな 恋しい

誰もが誰かを求めていて

 

でも誰を求めているのかは分からなくて

好きだと思うひとに幻をみて

 

満たされた瞬間は一瞬

お腹はいつも すいているのに

 

欲しいものがあるのかも わからない。

本当はね。

 

わたしたち みんな虚像

わたしたち みんな 変わってしまう

 

当たり前だけど

 

何もかも台無しになって

何もかも消えてしまっても

 

変わった道筋は 残る

それが生きると言うこと。

 

 

誰もが忘れない わたしになる

そうして明日を迎える。