KUROMIMIには本が足りない。
いつのまにか私は高校生になった。この頃にはもう母と私は衝突することはなかった。いや、衝突すらできなくなった。 もちろんそれまでだって表立って喧嘩していたわけではない。それでもわずかな摩擦やすれ違いは繰り返しあった。家族としてやっていくなら当…
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