KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

小説・海のなか(1)

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登場人物名にミスを発見したため、再投稿させていただきます。

 

 

第零話   プロローグ

 

 

 

あれからもう随分と永いあいだここにいるような気がしている。

いまが一体いつなのか、もうわからない。

それほど時間が経ったのだ。あの時から。すべてを曖昧にさせるほどの永い、永い時が。

わからないことだらけだ。

私は誰なのか。

私の名前はなにか。

私を知っている人はいるのか。

そして、私は生きているのか。

ここに来る前に私は多くのものを失ったように思う。失ったものについて考えるたび奇妙で空虚な喪失感がどこかで渦を巻く。でも、それだけだ。この胸には悲しみも喜びも苦しさも、何もない。

ただ確かなことはひとりの少年がこの場にいたということだけだ。

わたしはもう彼の表情を思い出すことができない。

ただ、これだけはわかる。

彼は私を残して消えてしまったのだ。

ここには誰もいない。名も知らぬ何かが漂い、出口を求めてさまよっている。

もしも。…時折考えることがある。

 

もしも、誰かが来てくれたなら

そのこは私の終わりになってくれるだろうか。

次の私になってくれるだろうか。

いつかのわたしのように。

 


わたしはそのときをずっと待っている。時間の止まったこの場所で。

ずっとずっと待ち続けている。

 

***

 

第一章  海の中

 


『はやくきて、夕凪』

  高校二年の夏のある朝、不思議な声が感覚を撫でていった。

  瞬間、すべてを忘れた。これから海に行くことも、となりの友人の存在も、いま駅のホームに立っていることさえも。

   妖しく、美しい声だった。一度聞いたら忘れられない危うい響きが、まだ耳の奥ではリフレインしていた。

『まもなく、列車が参ります。危ないですから黄色い点字ブロックの内側まで下がってお待ちください』

  唐突に澄ました文句が現実感いっぱいに耳に飛び込んできた。駆け込んでくる電車の列に不思議な残響が連れ去られていく。あっと声が出るほどあっけなかった。

  なにかを忘れているような気がした。罪悪感がちくりとする。とても大切なことだったような気がしたのに。不意に隣を見ると愛花と沙也が陵を挟んで話していた。今日も何にもない普通の日なんだろう、と安心している自分がいる。

  「なあ、夕凪はどう思う?」

陵がくるっとこちらを振り向き尋ねた。自分の顔のこわばりを感じる。なんの話をしていたのか、全然分からなかった。そもそも会話に加わっているという意識すらなかったのだから、当然といえば当然だった。悪い予感がじわじわと這い上がってくる。今日だけはうまくやろうと決めたのに。

  慌ててわたしは口を開いた。

「陵、ごめ…」

  大きな音を立てて電車が滑り込む。わたしの小さな声は散り散りになってしまって、言った本人ですら、発声したかどうかもおぼつかない。そっと伏し目がちに様子を伺うと、誰もこちらを見てなどいなかった。どうやら答える必要は無くなったようだ。

  すっと視線を下げる。小さなひとつひとつに傷ついている自分に嫌気が差した。別にいじめられたわけでも意地悪されたわけでもない。ただわたしが重要でないだけ。いつも、どんな時でも。

 電車が起こした強い風に煽られて、麦わら帽子が飛んでいきそうになる。慌ててぎゅっとつばを下げるととたんに視野が狭くなった。

「夕凪」

名前を呼ばれて顔を上げると陵が心配そうな面持ちで見つめていた。

「電車出るよ、早く」

   泣いているように見えただろうか。そっと目元に触れてみる。しかし涙の気配もなく乾いていた。そうしてそうか、と密かに結論した。

きっと、すべてを諦めているから濡れないのだ。

わたしは薄く苦笑して電車のステップを踏んだ。

『ドアが閉まります。ご注意ください。』

間延びしたアナウンスが後を追って聞こえる。

 


***

 


列車内はがらんとしていた。日差しだけがさんさんとさして空白を強調しているみたいだ。なんだかさみしい。まるで言い訳しているみたいだ。適当な席に腰を降ろすと、愛花と紗也はまた陵を囲んで話しはじめた。今度は好きなバンドのハナシらしい。愛花が嬉々として熱弁している。わたしも今回はちゃんと話を聞いておこうと耳を傾けていたけれど、ふと気づく。そういえば、わたしはあんまり音楽を聴かない。この話題に入り込むのはむずかしい気がする。異国語のような三人の会話が少し遠くで聞こえた。いつもわたしはこうだ。みんなの時間とわたしの時間は速さが違う。一人だけ停滞している。そして、わたしを置き去りにしていることにすら、きっとみんな気がついていない。

 楽しそうな三人を横目にふと思う。そういえば、なぜ私はここにいるのだろう。陵だ。陵がわたしを誘った。いつもそういう気の使い方をするのは決まって陵だった。今日この場に来たことをわたしははやくも後悔し始めていた。ひどく自分を滑稽に感じる。誰もわたしを疎む素振りすら見せないことが、余計にわたしを辛くさせた。わたしを今この場につなぎ止めているのは陵の誘い。それだけだった。

『夕凪もいくだろ?』

   そう言って笑った陵の顔が過ぎる。口に苦いものが広がる。何度もぶり返すようなあの味。わたしはこの迷路からもう抜け出せないのかもしれない。麻痺してしまっているから。窓にだらしなく頭をもたせかけたまま、そんなことばかりを考え続けていた。

電車の中にもたまに視線を向けてみるけれど、誰とも目が合わない。お互いに目をそらし合って俯いている。みんなひとりぼっちみたいに見える。それを眺めている私もなんだか粘土でできた人形みたいににぶい。意識も宙に浮いたままひどく曖昧だった。窓から見える風景はあまりにも単調で眠くなった。電車の振動がゆりかごのようにわたしをあやす。電車がひとつ身体を揺するたびに、わたしの意識は曖昧になってくる。柔らかな繭に包まれて、わたしの瞼は少しずつ閉ざされる。

——ああ、みんな水着の話とかしてくれないかな。そうすればわたしだって話せるのに。

膝の上に置いた堅いビニールバックを抱きしめると、情けない音できゅうきゅう啼いた。いつの間にか、窓からは青い海が見えていた。澄んだ青は見つめていると、吸い込まれそうなほど深い色だ。波の表面は滑らかで美しい絹のように見えた。

「あっ海!」

「わあっ、きれい!」                       

愛花と紗也が席から立ち上がって窓に張り付く。はしゃいだ声が虚ろな車内に弾ける。照りつける日差しが白く目に突き刺さって、わたしは思わず目をほそめた。

        ***

 水着に着替えてみると、なんだか急に恥ずかしくなってきてしまった。おなかのあたりがすうすうして落ち着かない。

となりで堂々としている紗也と愛花がうらめしく思える。ほんとうに海に来るのはいつぶりだろう。少なくとも中学校に上がるよりも前のはずだ。急に、あの頃のわたしの形が遠くなって分からなくなってしまう。あのときのわたしと今のわたしは別物になってしまったのだろうか。知らず知らずのうちにそんなことを考えている自分に驚く。わたしは一体なにが欲しくてこんなことを考えたのだろう。今さら昔のことなんか考えたりして。いままで考えたこともなかったのに。なんだかしっくりこない。自分以外の誰かが『わたし』になりすましているみたいに。

「夕凪! 」

 気がつくと三人の背中は遠くにあった。愛花が頭上にバレーボールを掲げているのが小さくみえた。みんな笑っている。それだけで許された気がした。

「いまいく」 

   駆け寄っていくと既にバレーボールは始まっていた。宙を舞うボールにわたしはおびえてしまう。昔から運動が苦手だった。ましてやバレーボールなんて今までただの一度もボールをまともに上げられた例しがない。いつもわたしのボールは地面に落ちるか、あさっての方向に飛んでいく。足は地面に張り付いたみたいに動かないし、手は冷えて感覚が鈍い。楽しそうに遊ぶ三人のことが、まるで別の世界の人みたいに遠く感じられる。心がみるみる惨めな色で塗り込められていく。ああ、どうしようもない。

「夕凪」

  呼ばれて顔を上げると、ひときわ高いボールが白い太陽に呑みこまれながらわたしめがけて落ちてきていた。遮るように、空に手をかざす。けれどボールはそんなのお構いなしにすり抜けてわたしの額にぶつかり、海の方へと跳ねていった。

「っあ! 」

   痛みで涙が滲む。泣いていると思われるのは嫌だった。俯いて素早く踵を返すと、海に着水したボールを取りに走る。早くしないと、どんどん沖に流されてしまう。

「だいじょうぶー?」

みんなの声が背中に追いつく。振り払うように無理矢理明るい声で返事をした。

「平気、平気!」

もっと速く走らなきゃ。気がつかれないように。一目散に海に入るとツン、と潮の香りがする。顔についた水滴が容赦なく塩辛かった。喉が痛み始める。息がうまくできない。身体もいうことを聞かないみたいだ。

  いや、本当はちがう。ーーー私自身が拒絶しているのだ。あの場に戻ることを。その時、身体の芯が冷えていくのを感じた。なぜ、戻らなければいけないの。戻っても与えられるのは苦い蜜ばかりだ。その時、左足を強い力で誰かが摑んだ。

「えっ?」

「何か」から逃れようと足をばたつかせても、びくともしない。どんどん海の中に引きずり込んでいく。

「たすけて」

    息苦しい小さな声が漏れる。同時に視界がエメラルドグリーン一色に染まる。美しさにくらくらと目眩がした。息を吐き出すと大きくて緩慢な水泡が生まれて、胸がきりきりと苦しくなった。泡の行く末をぼんやりと目で追いながら、頭の片隅で思う。これで自由になれるのだろうか。いっそその方がいいのかもしれない。だって今何も、誰も浮かんでこない。誰にも会いたくない。何も欲しくない。あの世界にあるものは何も。

    だんだんと目の前が暗くなっていく。わたしはその瞬間全てをあきらめた。それきり意識は途絶えた。

 


***

 


   どこかからかやってきた潮の流れがわたしの頬を撫でた。曖昧な意識でも海中が穏やかなのが分かった。ああ、この場所はわたしを拒絶しない。すべてから逃れられる。自分のゆっくりとした呼吸を感じる。呼吸?わたしは海で溺れたはずなのに。疑問がわたしを少しずつ覚醒させた。身体の中心から徐々に感覚が広がっていく。誰かがわたしの髪を優しく梳いている。慈しむような手。不思議と怖いとは思わなかった。それどころか、手から与えられる感触にもっと身を委ねていたいとさえ思った。そう。わたしはどこかでこの感覚を知っている。小さい頃だ。それも、こんな場所でじゃない。もっと身近な。でもだめだ、思い出せない。

     手が優しければ優しいほど切なくなった。こんな安堵は地上に戻れば二度と手に入らないだろう。瞬間大きく心臓がはねた。胸をつく懐かしさがこみ上げる。いや、これは懐かしさなんて生易しいものじゃない。渇望だ。内から突き上げる感情に思わず目を見開き、身体を起こした。すると、すぐ近くから少年のような声がした。

「やっと起きた。気分はどう」

    声のする方を振り向くと、頭がひどく痛んだ。視界が歪み、ぶれる。わたしは呻くように訴えた。

「あたま・・・いたい」

「そうか。久しぶりだから身体が馴れていないのかもしれない。大丈夫。そのうち馴れる」

 見知らぬ少年はいいながら、そっとわたしの頭を撫でる。その手の感触には覚えがあった。少年はほんの少し髪に触れてすぐに手を離してしまう。まるで何かを恐れているようだ。壊れ物を扱うような恐れが僅かに触れた手から伝わってきた。ややあって、わたしは尋ねる。

「・・・髪を触っていたのはあなた?」

「ああ」

   少年は返事すると、何かもの言いたげな目をした。視線がぶつかる。その時初めてわたしは彼の姿を正面から見た。決して華やかではないが、目を惹く憂いを帯びた端整な顔立ちをしている。彼の白い肌が暗い海の中で浮き上がって見えた。まるで光を放っているようだ。少年の艶のある黒髪がより一層肌を白く見せている。こんな人間を今まで目にしたことがなかった。そしてその特異な印象は、単に優れた容姿のみに原因するわけではなさそうだということが一目で見てとれた。わたしは固唾を呑んで、目の前の人物を食い入るように見つめた。少年はわたしの視線に気がついているのかいないのか、微笑みかけた。

「夕凪、君はちゃんと生きてる。ただ、ここで息ができるように少し仕掛けはしたけれどね」

「・・・あなたは誰?」

 こんなに何かを知りたいと思ったのは初めてかもしれない、と心の中で思った。そうだ、こんな場所に人がいるはずがない。ただの人が。それに彼は人というには奇妙で、そして美しすぎた。急に怖くなった。この場所で息ができるようになったわたしもまた「ただの人間」ではないのか。指先が急に冷えてたまらなくなった。

「僕は青。ここにずっと棲んでいる。夕凪、安心するといい。君は人間だよ。どうしようもなくね」

 わたしの心を読んだような言葉に息が詰まった。見透かされている。

   青に「夕凪」と呼ばれるたび、どこか喜んでいる自分がいる。目覚める間際の感情が何の前触れもなく甦る。まるでずっと欲しかったものが今目の前にある、とでもいうように。わからない。わたしは知らなさすぎる。さまざまなことを。

「そういえば、わたしの名前・・・」

「ああ。君のことは昔から知っている。君が幼い頃から」

青はわたしと同い年くらいに見えるのに、その目はひどく大人びていてアンバランスだった。彼は慈しむように言った。

「・・・・・・大きくなったね、夕凪」

 また、ちりちりと理解できない感情が胸を焦がす。胸の上でぎゅっと片手を握り締めてわたしはいった。

「ここは、海の中なの?」

「そうだよ」

「帰らなきゃ」

 自分の言葉が空々しく耳に響く。本当にそうだろうか。あの時あんなにも簡単に全てを手放したのに。なぜ今になって。あの世界もわたしを必要としていないのに。出口の見えない問答がわたしを支配する。地上にわたしの心を繋ぎ止めるものはほとんどなかった。今会いたい人がいない。両親とは疎遠だし、心から友達と呼べる存在もいなかった。それなのに今、身体いっぱいの喪失感で息が苦しいほどだった。身体中で心臓の音を聞きながら、わたしは理解する。本当に全てを失ったのだと。あそこしかわたしの帰る場所はない。希薄な関係性とちっぽけな世界がわたしの全てだった。そして、今度はそれすら失ったのだ。

 「ふううっ」

 無様な声と一緒に涙が溢れる。けれど、すぐにもっと濃い塩水に紛れてわからなくなってしまう。わたしの悲しみを逃す手立てはなかった。海の中で泣くことはできない。だから、苦しみが癒える事もきっとない。わたしの方を一瞥すると、青はつぶやくような声で言った。

「…帰って欲しくないな。だってずっと待っていたんだからね」

「待っていた」という言葉にギクリとする。喜びと恐れのようなものがない交ぜになって押し寄せる。足を掴んで引きずりこまれた時の恐怖が何処かからか滲んできた。わたしを溺れさせたのはこの青という少年なのではないか。不意に疑惑が頭をもたげた。なぜこの可能性を一度も考えなかったのだろう。いや、考えたくなかったのだろうか。もう、恐怖と喜びの境目がわからない。

「君が初めてこの場所に足を踏み入れた瞬間から、僕は君を感じていた」

   青の声色は穏やかだった。しかし、その背後には押し込められた隠しきれない思いの気配が漂っていた。

「どのくらい?」

    別に、問いの答えが知りたいわけではなかった。未知の感触に腹の底が疼いた。本当は怖くて仕方がないのに、どうしようもなく引き寄せられる。青のガラス玉のような瞳にわたしが映り込んでいた。もう一度繰り返す。今度はゆっくりと噛みしめるように。

「どのくらい、まっていたの」

  その時初めて青の笑みが溶けて消えた。真顔になった彼の顔は作り物めいていて、まるで精緻な人形のようだった。彼の赤い唇が滑らかに動く。

「千年」

「千年まっていた」

「僕は千年の孤独に耐えて、君を待っていた」

   それきり青は何も言わなかった。青の存在は知らぬ間に消える泡のように儚かった。それなのになぜか彼の言葉はわたしの心からいつまでも消え去らず残り続けた。もしも、青が想像もつかないほど昔からここにいるなら。彼の時が止まってしまっても何もおかしくない気がした。子供が子供のまま永い時を生きてきたかのように、青の印象はちぐはぐだった。

 ああ、どんどん正常がわからなくなる。わたしはいま、自分で考えているのか。それとも、考えさせられているのか。

「嘘だよ」

唐突に青は言った。嘆くような微笑みを浮かべている。

「え」

「此処には朝も夜もないから。時間の流れがわからない」

  そして、青は切ない表情をした。唇は微笑みを浮かべていたが、目元には憂いと遠い昔への郷愁が影を落としていた。青の言葉をめちゃくちゃに否定したくなる。そんなわけがない。どうやらわたしは想像以上に、彼の言葉を信じたがっていた。皮肉な笑みが口の端に漏れる。きっとわたしは「だれか」に待っていて欲しかったのだ。会いたい人がいないから。今までそんなこと考えもしなかったのに。それだけのことでわたしの心には苦いものが溢れた。つづく青の声はわたしの中の汚濁をかき消すように透き通って聞こえた。

「でも、これだけは信じて」

「僕はずっと君を待っていたんだ。気の遠くなるような永い時間」

    耳元で海の渦巻く音がする。わたしの安息が終わりを告げようとしていた。乞うような気持ちで少しでも長く今が続けばいいと本気で願ってしまう。こんな都合のいいこと、長くつづくはずがないのに。

「僕は此処で待っている」

「また会えるのをたのしみにしているよ。夕凪」

   どんどん耳鳴りが激しくなっていく。それに合わせて心臓が自分のものではないように乱暴に早鐘をうつ。

   目の前の青の姿が見る影もなく歪み、マーブル模様になる。青の言葉ばかりが幾度も耳の奥で響いた。

『まっていた』

    頭のどこかがキリキリと絞り上げられるように痛む。もう、何も見えない。耳は青の言葉を再生し続ける。

『まっていた』

  その言葉を最後にわたしの意識は再び途切れた。

   次に目が覚めると、目の前には病院の白い天井があった。わたしは海に行った日の二日後、浜に打ち上げられているところを救助隊に保護されたそうだ。目覚めた時には、溺れてから四日が経過していた。周りはまるでわたしが生き返ったかのように扱った。大人たちは口々に何があったのか聞きたがった。けれどわたしは決して青のことを誰かに話そうとはしなかった。話したところできっと信じられないだろう。わたし自身あの体験を一種夢のように感じていた。

   それでも、あれは本当にあったことだ。それを証し立てるように、事件以来わたしの左足には薄い青色の痣が残った。この痣だけがわたしと青とを結んでいる。

 あざに触れるたび、青の声が蘇る。

『千年』

『千年まっていた』

それはまるで、絶え間ない誘いのように。

 

 

 

『海のなか  2』へつづく。

 

***

 

 

次話はこちら。

 

kuromimi.hatenablog.com

 

 

 

 

他にもこんな小説を書いています。

 

kuromimi.hatenablog.com

kuromimi.hatenablog.com

 

 

司書による、楽しい読書のすすめ。

 

どうも。クロミミです。

最近他の司書さんの書いている文章を読むのにハマっているのですが、noteで気になった記事がありました。

 

 

その記事の中で、「もともとゆっくり読むのが好きで、作業的に読むことに疲れて本を読むのが嫌になった」

 


と言うような内容があり、引っ掛かりを覚えたのです。

 


元々読むのゆっくり→わかる!!

 


作業的に読むのに疲れて読書が嫌に→????

 


という感じで、脳みそがフリーズした。

いや。言っていることはわかるし、そうなるのが自然なような気もする。

 


わたしも元々読むのがゆっくりで、自分で読む本(漫画除く)は月に4冊くらい。月初めから始めて大体4冊並行くらいで読んだりする。

 


ただ、司書という仕事において、ゆっくりと時間をかけて読書することはできません。わたしも週にそれこそ100冊はくだらない本に目を通しています。

 


あらすじをつかみ、その本をどのように魅力的に紹介するか。司書という仕事はそれを常に考え続ける職なのです。

 


しかし、ここで疑問が生まれます。でもじゃあ、なぜわたしはいわゆる「作業的に読む」ことを嫌だと思ったことがないのだろう、と。

 


それはきっと、わたしが古本屋通いをしていたことに起因するでしょう。

 


わたしは人生の大半を図書室か本屋か古本屋で過ごしてきた人間ですが、特に古本屋によく滞在していました。

 

 

 

古本屋に置いて、なにをするのか。

 


無論本を読むのです。

 


立ち読みで。←おい

 


オタク友達とはよく連れ立ってブックオフをはしごして一日中立ち読みしていたものです。

 

 

 

さて。ここで重要だったのはいかに早く、その本(もしくは漫画)の内容を把握するか。読み味わっている時間などありません。めざとく「おもしろい」本に出会い、手に取り、読んで精査し、お小遣いの範囲で買える冊数まで絞り込まねばならない。

 


親に連れて行ってもらった時など、十分程度しか滞在が許されないこともままありましたから、もはや戦争です。

 


なので、いつのまにかジャケ買いの勝率が激高になっていました。多分8割行くと思う。なんかおもしろい本って面白いオーラというか匂いが見えるよな。

 


そんなわけで、速く読む時もあれば、ゆっくり読む時もあるのです。

 


もちろん、ゆっくり読んだ方が味わえるし記憶にも残りやすい。とっても素敵で贅沢。

ゆっくり読む時は以下の手順を踏みます。

 


好きなだけゆったりと読む→気に入った文章を書き出す。→声に出して読んで、どこが好きなのか考える。

(以下ループ。ちょうたのしい)

 


対して速読というのは一種のゲームなのです。

 


いかに自分の情報処理速度をあげられるか。また、いかにその物語の本質やあらすじを素早く自らの言葉に変換できるか。これはそういう遊び。

 

 

 

速読も遅読も面白いので、両方できれば2倍楽しいですね✨

元々本のあらすじだけは頭に入る質なので、どっちの読み方でも大体何年も覚えています。

(他のことは全体的に忘れっぽいけど)

 

 

 

 


こんな感じの経緯を経て読書好きになったので、「作業的に」読むのもやりようによっては結構楽しめる。そんなふうに思う今日この頃でした。

 


追伸

 


ていうか、大量の本を好きなだけ触って眺められるだけで人生の幸福指数大体爆上がりだから問題ないと言えばない。

公共図書館司書ってこんな仕事。 その1

 

 

どうも。ご無沙汰してます。

クロミミです。

 


いやはや。休みは多いはずの今月、なぜかバテバテでやばかったです。連載小説もネリネリだけはしているのになかなか形にならず。終わりまで見通しを立ててから書きたいところなので、まだしばらくかかりそうです。

 

 

 

さて。

 


以前こちらの記事を書きましたが。

 

 

 

kuromimi.hatenablog.com

 

 

 


今回は公共図書館司書のお仕事についてざっくりとまとめてみたいと思います。

わたし、今は学校図書館で働いてますが、実は去年までは公共図書館で働いてたんですよね。

 

 

 

●カウンター業務

●書架整理

●予約受付

●予約連絡

・レファレンス業務

・イベント関連業務(お楽しみ会・朗読会など)

・コーナー展示作成

・督促業務

移動図書館

財務会計処理

・図書の発注

・図書の選定

・事務用品の発注

・学校関連事業の日程調整

・クレーム対応

・統計報告

・業務シフト作成

・当日シフト設定

・交通費処理(学校図書館司書)

・不明本探索

・弁償

・寄贈

・簡易な清掃

・来客対応

・電話対応

・館内見回り

・本の除籍と廃棄

●新刊の受け入れ

●取り寄せ資料の処理

・取り寄せ資料の返却(梱包)

・県外からの取り寄せ依頼対応

・おたより作成

・イベントの広報

・文書整理(回覧含む)

・公用車の手配

・複写依頼

・公共施設への長期貸出

・定期監査準備

・図書の補修

 

 

 

ここからは特殊です。実は色々と兼務していることもあるんですねぇ。

 


●学校司書業務

●図書管理システム登録作業

 

 

 

もしかしたら、忘れているかもしれませんがこんな感じかな。

 


これを任用職員さん(非正規)と正規職員で行います。

●→任用職員が主に担当

・→正規職員が主に担当

 


ちなみに、この職域の仕分けは個々の図書館で相当違いがあると思うので、参考程度に考えてください。

 


こちらはあくまで昨年までわたしがいた時の状態を書き出しています。今年になって人事がガラッと変わりましたから、また色々と変化しているはず…。うちの図書館のトップは図書館長ですが、どこの図書館でも図書館長は再任用などの臨時雇が多いです。ですので、実質的なトップはうちの場合「主幹」と言うことになります。(係長の上、課長≒主幹?この辺りはわたしもまだ掴みきれていない。)

 


これはあくまでうちの図書館組織の話なので、大きな市立図書館だとさらにさまざまな役職の方がいるはず。大きな図書館だと全員で100人を超える人を雇用しています。

 

 

 

うちは全員合わせて十二人とかかな?

 


そのうち正職員は四人です。

 

 

 

次回からはさらにひとつ一つの業務について深掘りしていきます。

 

 

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本をなぜ愛するか、と言う問題。

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もう既にご存知の方もいらっしゃるかとは思うが、私は司書を生業としている。

 


色々あって今は、学校図書館司書だ。

 

 

 

今日、三つある兼務校のうちの一つで働いていると、小学生にこんなことを尋ねられた。

 


「どうしてそんな本を大切にするの?」

 


と。

 

 

 

私は言葉に詰まった。なぜならそこに理由なんかなかったから。

 


私にとっては「なぜ飯を食い、排泄するのか」と問われるのとほとんど変わらなかった。

 

 

 

そこに理由などない。

「読書」は生きると言う行為と直結している。

 

 

 

いつから始めたかも、いつから好きなのかもわからない。「本を読む」という営みに対して抱く自分の感情を好きと呼んでいいのかすら、私にはわからない。

 


だから、あえて言うなら

 


こう言うことになる。

 


「生きていくのに不可欠なものだから」

 


と。

 


人生そのものを、趣味とは呼ばない。

 

 

 

だから私の趣味は読書ではないのだ。

エッセイ・わたしとコロナ

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 最近そろそろコロナ禍に終わりが見えてきた。コロナの感染者が増えてもなんだか以前のような緊迫感はない。大方の予想通り、コロナは第二のインフルエンザと化しはじめている。

 だからこそ言えるのだが、わたしはこの数年コロナ禍で困ったことがあまり多くない、たぶん。もちろん、マスクは鬱陶しいし帰省や旅行はしづらくなった。でも、それだけだ。1番きつかったのは実家の猫に会える頻度が落ちたことくらいか。(禁断症状を免れなかった)

 元々インドアな性質のわたしは大概必要な時以外はほぼ外に出ない。週に二日の休日はベッドと仲良くしながら、アニメ、漫画、小説を嗜む。それも飽きてきたら、起き上がって小説や絵を描く。さもなくば、平日に買い込んだ食材を用いて一週間の備蓄を一気に料理する。一人暮らししてみて気がついたが、わたしは結構料理が好きだったらしい。だから外食もほとんどしない。友人と食べるのを除けば、年に10回いかないだろう。もともと外に出てイベントに参加したりしない種類のオタクなのだ。

 友人とも確かに出かけづらくなった。だが、社会人になってこちら、本当に仲の良い友人としか遊ばなくなったのでそこまで不自由を感じることもなかった。元々遊ぶと言っても月一くらいなものだ。

 だから、コロナになって「おうち時間が増えた」と声高に言い始めた時はなんだか居心地が悪かった。だって、わたしの生活はマスク以外ほとんど何も変わっていなかったのだから。多少アルコール臭くなった程度のことだった。

 思えば昔からこんな感じだった。わたしは幼い頃から家が好きで、お出かけ好きの母に買い物に誘われると、渋々重い腰を上げていた。ところが出かけてみると存外楽しいので、出かけるのが嫌だったことを帰る頃にはすっかり忘れているのだ。なんという単純さか。

 大人になって家を出るまでは、ずっとそんな感じで結構頻繁に出かけていた。嫌なら断ればいいとも思うが、幼い頃からこんな感じなので、もはやルーチンと化していた。母は楽しみを他人と分かち合うことがとても好きな人だった。(母に言ったらきっと否定されるだろうが)だから、誘いを断ればその楽しみを奪うことなる。それは気が引けるというのもあったのかもしれない、と今にして思う。わたしは一人娘である。代わりはいない。

 そんな事情もあってか、自分があまり積極的に出かける質でないことに気がついたのはごく最近。社会人になってからだ。

 ところで、コロナ全盛の折、居心地の悪さを味わいながらも、ひとついいことに気がついた。それはいつのまにか自分が大人になっている、ということだっだ。自分の機嫌を自分で取れるようになることは、大人になった一つの証拠に思える。昔はできなかったことがいつの間にかできるようになっていたのだ。自分を満たす方法を理解していることは幸福への一番の近道だと思う。

 昔は大人になる時には何か大きな心の変化が訪れるのだと思っていた。だが実際には、知らぬ間に大人へとスライドしている。今こうして、大人になったと悦にいっていても、本当はそんなものないのかもしれない。節目などない人生がずっとずっと続くだけ。わたしを含め人はイベントが好きだ。一年間の中でさえたくさんの行事ごとがある。本来平坦で同じものであるはずの人生にそれらは起伏をもたらしてくれる。生きることは死ぬまでの暇つぶしだ。みんないかに楽しく暇を潰すかをずっと悩んでいるのじゃないだろうか。少なくともわたしはそうだ。そういう意味では、今大騒ぎしているコロナすら、何十年か経てば人生を盛り上げる虚飾のひとつになってしまうのかもしれない。

 人の最大の敵は退屈なのだから。

学校司書ってこんな仕事。その1

 

 

どうも。お久しぶりです。クロミミです。

現在司書として働いている私ですが、司書についての記事を書くと読んでくれる人が多いみたいだな〜と最近しみじみ感じます。司書というお仕事に興味を持ってくれている人がそれだけ多いということでしょうか。嬉しい限りです。


そんなわけで今宵は、ずっと話したかった司書という仕事の内容についてかいつまんで語りたいと思います。

じつは、学校司書と公共図書館司書って全然違う仕事なんですよ…。もはや同じ職業じゃないと言ってもいい。


次回は学校図書館司書の仕事についてもまとめてみたいと思うので、ぜひそちらと見比べてみてください。


初回ですので、まずは学校司書の仕事内容をざっくり箇条書きにしてみましょう。なお、私は四校兼務です。


●購入する本の選定と発注
・図書費の予算管理
●購入した本の装備・データ登録
●寄贈された本の装備・データ登録
●書架整理(分類通りに並べ直す)
●本の貸し出し・返却
●本の除籍
・資料の補修
・コーナー展示の作成
・ブックトーク
・読み聞かせ
・児童への対応(不登校児のと接する)
・図書館の清掃
・新刊やイベントの告知
・図書だよりの作成
●延滞本の督促(ただし、その学校にどの程度いるかにもよる)
・図書館の壁飾り作り
・依頼のあった本の収集・貸し出し

※ここからは私だけかも(私は学校司書の取りまとめをしています。)

・ブックリスト作り(おすすめの本を小学校〜中学校各学年50冊程度集めたリスト)
・図書給食のポスター作り、イベント準備
・新刊のおしらせの掲示作成(3メートル×2メートル壁一面を埋め尽くすを月一もしくは二か月に一度)
学級文庫の選定(1クラス30冊程度)
・学校司書研修会の準備
・他の司書からの問い合わせへの対応
・他の司書への情報共有(メール)
・兼務校の業務の準備
・活動の記録(いつ、どこで、どんな本を使って、どんなことを何分でしたか)

 

 

 

さあ、このくらいでしょうか。

●は必ずしなければならないこと
・は自主的に取り組んでいること
で分けてます。


さあ、ご覧いただくと分かる通り学校司書って「必ずやらなければいけないこと」は意外と少ないんですねぇ。だからしばしば生徒たちに「暇なんでしょ?」と言われがちです。そう。学校司書の最大の特徴は自分で仕事量を調節しやすい点にあります。自由度が高い仕事なのです。

いやいやでも聞いてほしい。
もしも最低限しかどの司書も取り組まなかったらどうなるか。

みなさんがイメージするあの図書室はまず出来上がりません。

最低限のその向こうの仕事をやっていない司書などいない。私はそう断言できる。


また、ここでは「・」にしている「児童への対応(不登校児のと接する)」も実際には避けられないものです。

実際図書室はそういった子の逃げ場になりがち。私なんかもう担当みたいになってる。なんで、そういう子が来たら仕事しながらずーーーっとおしゃべりしてます。こんなとき、おしゃべり好きでよかったと心底思う。

また詳しく話すとわかりますが、学校司書はコミュ力命です。あと、分析力とかがあるとより良いかも。クレバーさと情熱。両方必要なのがこの仕事。

そして、知らぬ間に教員と同じ立場に立たされてしまうこわーい仕事でもあるのだ…。教職持ってないのに。みんな!言動には注意しような。(過去に痛い目を見たことあり)


最後に一言。

教育現場は良くも悪くも、実社会と切り離された異界である。社会の常識が通用すると思うな?(特に小学校)

次回は公共図書館司書についてざっくりまとめたいと思います。

それではまた。

いいから「ヨルムンガンド」を語らせろ。

 

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どうも。クロミミです。

 


わたしには昔から大好きな作品がありまして。

 


それが、ヨルムンガンド

作者は高橋慶太郎です。

 

 

 

あらすじは、

 


戦争と武器を憎む少年兵ヨナは、ある出来事をきっかけにココ・ヘクマティアルという女武器商人の私兵となることに。ヨナはココに付き従い、仲間たちと共に世界のあちこちを旅することとなり…。

 

 

 

わたしが中学生の頃にアニメ化したこちら。

忘れもしません。高校一年の夏休みは、こいつに塗りつぶされていたことを…。

 


思い出すだに衝撃的な作品で、今まで何百回と原作を読んだしアニメを見た。わたくし、当作品のアニメにつきましては出来が良すぎるので、本当にしょっちゅう(半年に全クール3回通りくらい定期的に)見直している。だからもう音を聞いただけで場面が鮮明に脳裏に浮かぶ。そんなわけで、いつからかラジオ状態で鑑賞しています。(意味がわからん)

 


アニメの楽曲がまたいいんです。かっこいい。心掴まれる。センスの塊かな???

 


わたしとしてはやなぎなぎの「ラテラリティ

がイチオシですね。まさにココとヨナの関係性をうまく表現した楽曲。

 


かっこよすぎて、何度かカラオケでトライしてるけど歌えね〜w歌詞が最高に良き。さすがは

 


さて。そんな本作ですがなぜ今更ながら語ろうと思ったかといえば、定期的に鑑賞するうち、どんどん面白くなってきたから。

 

 

 

そう。この作品を以前のわたしはガンアクションがカッコいいだけの作品だと思っていた。

たしかにガンアクションは最高にカッコいい。そこは大事だ!!大事なんだ。

 


けどな。

今はでかい声で否定したい。

 


ちっっっげーーーよ!!!!!

と。

 


この作品は、社会の動きや歴史を深く知ると世もっと楽しめる作品。そんな当たり前のことに大人になってから私は気がついた。

 


社会情勢などの作り込みがえぐい。私たちの現実と地続きのように錯覚してしまうほどに。

 


読み手に深い教養を要求する本作。

世界情勢や政治に興味のある方は、絶対にハマるはず。そのくらいリアリティのある作品です。

 


原作絵はなかなかマニアックなテイストですが、高橋作品にハマってしまうと、もうあの描線じゃなきゃ物足りなくなる。そんな中毒性のある作家さん。

 


アクションものとしても最高に面白いので、まずはそこから触れてみてください。

 

 

 

最近、高橋氏は新作を発表されたのですが、これがまた最高に面白い。

「デストロ016」

 


こちらは、完結済みの「デストロ246」の前日譚。どちらも最強の殺し屋少女たちがゴリゴリに戦い合うアクションものです。本当に少女なのか??と思えるほど強くてカッコよくて痺れる。

そしてこちらにも、漏れなく政治が深く関わってくる。まさに高橋慶太郎にしか描けない作品に仕上がっています。

 


女という性がどうしても持っているはずの、肉体的弱さを吹き飛ばしてくれる傑作シリーズです。

 


あーーーーアニメ化しないかなぁ。してくれたらめっちゃ嬉しいのに。

 


そんなわけで、私の人生にぶっ刺さった名作。

ヨルムンガンド」をよろしくお願いします。

九州旅行 最終日 帰りがけおやつ

 

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今日は朝イチで帰る前にナガタパンに寄り道。

かわいいがすぎるぞ!!!
買ったパンを我慢できなくてつまみ食いしたけど、うまい…!

帰り道食べながら帰ります。

ああ。
お休みが終わってしまう。
ツラ…。

クロミミははてなブログにて、「KUROMIMIには本が足りない。」を更新中。昨日、新しいエッセイ「無口の余白にあるもの。」を更新しました。結構いい感じにかけた。よろしければ、ご一読ください。

#ナガタパン#パン屋 #福岡グルメ