情景を刻みつけるための詩。
先日ご近所の四国へ行ってきました。
うどん美味しかった〜!
うどん大好きマンなのです。わたくし。
海にも行ってきました。
実は先日の詩で使った写真はこの時撮った写真だったりします。もう、すっごい綺麗で。この情景を何度か記録しておきたいと思って詩を書いたのもあります。
『あなた』を描いていて、詩には「ある一場面を克明に切り取る」機能があるな〜と思いました。
写真では撮れないその時の心情まで切り取ることのできる詩。それってなんだかいいなあ、なんて思いながら描きました。
思えば今まで内面的な精神的なものばかりを詩にしてきたので場面を切り取る、というのはわたしにとっての初の試みだったな、と。
そんな詩を書く気になったのはきっと最近この本を読んでいたから。
「虚構地獄」
「ながいひる」という岡山の古本屋さんで買いました。いつまでもいれそうな良きラインナップを今でも忘れられない…!近々また行きたいなって。
お願いすると蔵書印も押してもらえちゃうぞ。
これは寺山修司の人生を考察する内容。なんだかとっても面白くて最近少しずつ読んでいます。
本書にはたくさん寺山修司の詩が引用されているので、やっぱり影響を受けたのかなーと思ってしまいます。結構写実的な詩が多かったような。
後から思い出すと、寺山修司ってわたしの大好きなサカナクションの一郎さんも大好きなんですよね。
一郎さんの書く歌詞のファンであるわたしとしてはやはり読まねばなるまい、と思う次第です。
そういえば、今回の小旅行では古本屋にも行きました。とは言ってもブックオフですけど。
ここのブックオフが結構好きで、四国に行くと同じところに必ず行きます。
今回の釣果は前々から読みたいと思っていた「アンネの日記」大好きな作家、小川洋子がすごく影響を受けたらしい。あと、アウシュビッツやナチスドイツについて調べていたら興味を惹かれたので。
あとは最近読んでいる宮城谷昌光の「三国志」の続きを4巻まで。100円だったら全部買ったんだけどなー。あとは「竜馬がゆく」と石川啄木の詩集。宮城谷昌光は昔から好きです。高校の頃「孟嘗君」が大好きでした。キャラが個性的なんだよなあ。
本当は林田球の漫画「ドロヘドロ」と「時計じかけのオレンジ」という小説も探してたんですが、ありませんでした。やはり新本で買うしかないのかドロヘドロ…。神漫画だよね…!あれだけは紙で買いたい。時計じかけのオレンジもずっと探してるんだけどなぁ。
あ、寺山修司のおすすめあったら教えてください。
今度買いたい。
あとは古道具屋を2軒ほど巡ってきました。
ずっと欲しかったカトラリーが手に入って満足。
巻尺の古道具はちょっと前からコツコツあつめてますね。今回も一個入手。
兎にも角にも、早くコロナとかなくなって気軽に長距離旅行ができたらいいのになーと思うクロミミなのでした。
他にも古道具語ってます。