KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

小説・海のなか まとめ2

どうも。

クロミミです。

亀の歩行のごとき更新頻度の本小説「海のなか」を毎度ご閲覧いただき誠にありがとうございます。

 

最近、自分でも思いもしなかったキャラ一人一人の一面が見えてきて楽しい今日この頃。私の作る登場人物は大体クズです。クズ好きなもんで。

 

(正直人間なんて一皮剥けば大体どこかしらクズ、というのが持論ではあります)

 

今回はざっくりと各章のあらすじとそれぞれの登場人物について少々語っていく所存です。お付き合いください。

なお、今回は海のなか(8)から(13)のあらすじに関してざっくりとまとめます。1から7については前回のまとめ1をご覧ください。ページ上部の作品あらすじタブから飛べるようにしておきました。

 

海のなか(8)(9)(10)

幼なじみの陵から夕凪への届け物を頼まれた沙也。嫌がるそぶりを見せながらも夕凪の家へと赴く。そこで彼女が目の当たりにしたものとは。

 

海のなか(11)

夕凪の家からの帰り道、沙也は異様な人物とすれ違う。その正体とは?

 

海のなか(12)(13)

旧友・一馬と夜の船着場にて語らう愛花。かつて二人は付き合っていたというが…?

 

なお、海のなか13は後日更新予定。お楽しみに。

 

こちらのあらすじは本当にざっくりとしたもの。いつもいつも描写を練るのに血道を上げているので、実際の小説を読んでいただきたいところです。ないてよろこびますしおすし。

 

 

登場人物紹介

 

小瀬 夕凪(おぜ ゆうなぎ)

 本作主人公。高校2年。B組。いつも無口な少女だが、内心はわりと騒がしい。感情がなかなか表に出ないのもあり、同年代から敬遠されがち。実はおばあちゃんっ子。自分の感情にも他人の感情にも割合疎い。自己評価は低めだが、実際の現実とは大体合致する模様。交友関係が乏しいせいもあり、クラス内のカーストなどとは縁遠い。音楽好きの父と我の強い母を持つ。一人っ子。

 

青(あお)

謎の人物。海の底に棲む少年。夕凪を幼い頃から知る。年齢不詳。

 

尾崎 陵(おざき りょう)

 

 高校2年。B組。ひょろっと背の高い男子。高校になってから急に背が伸びたので成長痛がひどいのが常に悩みの種。わりと口下手であがり症。夕凪と沙也の幼なじみ。勉強はわりとできる方。生徒会副会長。趣味は読書。毎週末市の図書館に通うのがささやかな楽しみで、生徒会に入れられていなかったら図書委員になっていたはずだった。(現会長に勝手に推薦された模様)わりとなんでもできて器用だが、飛び抜けて得意なものはない。優秀な姉を一人持つ。そのせいか自己評価は不当に低い。

 

木下 沙也(きのした さや)

 

 高校2年。A組。気の強い性格でなんでも斜に構えがち。夕凪と陵とは就学前からの付き合い。生徒会書記。頼りない兄が一人とかわいい弟と妹が一人ずついる。しっかり者の長女。面倒見が良く、正義感の強い姉御肌だが、人を頼るのは苦手。家事全般に加え、金勘定に長ける。節約のため塾に通ったことはない。自力で成績をキープすることに情熱を注いでおり、生徒会長を目の敵にしている。努力すれば大概のことはなんとかなるし、してきた。本作最後の良心。(多分)陵の姉とは仲が良い。

 

妹尾 愛花(せのお あいか)

 

高校2年。A組。歳の離れた兄を持つ美少女。テストは毎度赤点ギリギリ。だが、なんだかんだ補修を受けたことは一度もないらしい。自分の容姿がどう見られているのかには自覚的。おしゃれが好きだが、元々はめちゃくちゃ不器用。いまだにマスカラが苦手だったりする。中身は外見を裏切っているかもしれない。実はめちゃめちゃ空気が読めるし、かんも鋭いが、大体は面倒なので鈍いフリをしている。外面がいい。内弁慶。オンオフの差が激しい。基本的にわがままでひねくれているらしい。(一馬評)一馬とは中学からの仲。沙也とは高校2年になってから仲良くなる。こっそりコンビニおつまみにハマっている。

 

 

五十嵐 一馬(いがらし かずま)

 

 高校2年。工業高校に通う。勉強は好きではないがそこそこできる。物を作ったりすることが好き。意外と話すと饒舌。リアリスト。本作で一番精神年齢が高そう。感情があまり表に出ないので、怖いとか怒っていると言われてしまう。中学まで野球をやっていた名残で未だに丸坊主。(父親を見て間違いなく早々にハゲると思っているので、今更何か髪型を考えるよりこのままいっそのことスキンヘッドに移行した方が楽かもしれないと思っているとかいないとか)

洞察力に優れて、気配りができる。弟が二人いる。親戚に女の人が多いので、女性のあしらいに慣れている様子。ピアスホールを開けては放置して塞がってを繰り返している。

 

 

こんなメンバーが群像劇を繰り広げる本作品。まだまだ続きます。折り返し地点ももう少し先。よろしければご一読ください。「海のなか」の全話にはページ上部の海のなかタブより飛ぶことができます。