KUROMIMIには本が足りない。

KUROMIMIには本が足りない。

活字がないとダメ系ヲタク。小説・音楽・詩・ときどき映画。自作の小説も書いてます。

小説・「海のなか」まとめ7

 

どうも。

クロミミです。

新年度になり正直クソ忙しいですが、なんとか今年中に最後まで本作を描き上げたいですね。

 


さて。そんなわけで今回は連載小説「海のなか」のまとめをお送りします。

今まで読んでくださっている方も、正直更新頻度ゴミすぎて忘れちまってることでしょう。そんな時はまとめ記事を読みましょう。各回のあらすじが載っていますよ。

 


そんなまとめ記事も今回で7回目。張り切って参ります。今回は「海のなか」(33)から(39)までのあらすじをまとめます。

 

 

 

【海のなか あらすじ】

 


とある夏の日、少女・夕凪は海の底にて美しい少年と出会う。少年は夕凪と昔会ったことがあると告げて…。愛と執着の境目を描く群像劇。

 

 

 

 


海のなか(33)

 


第九章に突入。神社の境内に座って物思いに耽る夕凪。彼女の脳裏では先日青と会った時の記憶が再生されていた。青はなぜ、「夢の内容を問う」のか。そして、なぜ夕凪との逢瀬を重ねてきたのか。その答えがついに明らかになり始める。

 

 

 

海のなか(34)

 


夕凪は引き続き青とこれからの自分について思い悩む。そんな夕凪の元にある人物が現れて…。

 

 

 

海のなか(35)

 


陵は一緒に神社で夕食を食べることを提案する。戸惑う夕凪だが…。

 

 

 

海のなか(36)

 


陵が夕凪を夕食に誘ったのは、夕凪を放っておけなかったからだった。陵が帰宅すると、姉・奏江が待ち受けていた。

 

 

 

海のなか(37)

 


神社に戻り、夕凪と陵は共におでんを食べる。会話を重ねるうち、夕凪は突然…!?

 


海のなか(38)

 


夕凪と別れ、帰宅する陵。神社を抜けたところには姉が待っていた。実姉は陵に厳しい言葉を投げかける。その意図とは。

 

 

 

 


海のなか(39)

 


陵と別れ、家路に着く夕凪。

彼女の心境はほんの数時間前とは大きく変化していた。

 

 

 

最近本当に描いてて楽しいんですが、やっと陵がどんなやつかわかってきた気がする。わたしとしては一番心を寄せてしまうキャラですね。どうしようもなさというか、噛み合わなさが切なくなると同時になんだか恥ずかしくなっちゃう。なぜこんなキャラを作ったんやろうか。

 


キャラを作る時は、描写しやすいように自分と似たところを一つ作るようにしています。でも夕凪だけはあんまり似てないかも。彼女を描く時は、理解できない友人を理解したいみたいな心境ですね。

 それでもやっぱりわたしに似ている部分もあるのかもしれない。だってもう10年以上一緒にいるんだもんね。夕凪は私のシャドウなのかもしれない。そんなふうに考えるとだいぶ彼女のことがわかるようになってきました。

 


 結末までの先行きは既に大体決まっていますが、一歩一歩踏み締めていきたいです。

 


近日、続編を更新予定です。お楽しみに。